黄檗建築では、無垢材を使い、日本伝統の軸組みの技術により、「100年保つ家づくり」をモットーとしています。

無垢材とは、何も加工していない、切り出したままの木材のことです。無垢材に対して、いくつもの木材を張りつめ合わせたものを、合板・新建材といいます。

(無垢の材料を使うことで何が良いのか。)

 木は生きています。

木は切った後も呼吸をしています。
生きた木が呼吸することで、調湿効果が生まれます。
夏や梅雨の時期など、じめじめと湿度が高いときは木が水分を吸い、冬の時期の乾燥するときは水分を出し、家の中を快適にしてくれます。

シックスハウスの心配がない

シックスハウスとは、建材から発生する揮発性化学物質(ホルムアルデヒドなど・・・)などにより、頭痛・鼻炎・皮膚炎・アトピー・じんましんなどの症状がでることです。
合板・壁紙(クロス)・建築用接着剤なども、化学物質が含まれている建材です。
木ならその心配はありません。例えば、壁を壁紙(クロス)ではなく、無垢の板張りにしたら・・・調湿効果で快適な空間になり、シックスハウスのことも心配なく子供達をのびのびと遊ばせることができます。

③ 100年保つ家が建つ

土台・柱などの構造材に、無垢を使用すると、永く保つ家ができます。
例えば、ヒノキから出る成分には、防蟻・防ダニ・抗菌などの効果があります。
また、無垢の調湿効果により、湿気の多い床下などでも腐れにくいため、土台によく使われます。

④ 無垢の木にしかない「味」

木には、その木にしかない肌触りがあります。これは合板や建材には出せない、自然の肌触りです。
また、木には様々な「表情」があります。ひとつとして木の木目、色の同じ物はありません。年月を重ねるごとに木に「味」がでてきます。
その「味」を感じるのも、楽しさの一つです。。

永く保つ家づくりには、「技術」が必要です。
昔ながらの家(古民家)や社寺・五重の塔などには、日本伝統の軸組みが見られます。

日本伝統の軸組みで建てられた木造建築は、地震のことを考え、釘を使わない構造で、建物そのものが免震構造になっているため、100年以上保つことができるのです。

黄檗建築では極力プレカットを使わず、職人の手によって木と木の継手・仕口を作り、木を生かした家づくりを目指しています。

一例として、平成23年春完成した「中村邸」は、主要な金物を一切使わず、検査を通過しました。これは極めて異例のことで、金物を使わなくても十分強度がある、ということを証明することができました。

木を選ぶことから始め、その木、一本一本を生かして加工し、年が過ぎるごとに「味」がでる家づくり。黄檗建築はそんな「住み継いでゆく家づくり」を目指して頑張っています。

お家のことならなんでもご相談ください。黄檗建築が精一杯ご協力いたします。

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